♪もうひとつの童心のつどい・毎日が童心のつどいのお話
園長: すぎもと かずひさ
子どもたちの息吹が素晴らしい「童心のつどい」でした。また終了後、多くの保護者のみなさんから温かいメッセージを頂戴し、素直に嬉しい気持ちでいっぱいになりました。一人ひとりの職員がよろこびのうちに、また新しい保育の一歩を踏み出せることは何よりのプレゼントになります。
さて、毎年職員の間では箱根駅伝や甲子園の高校野球のように「もうひとつの童心のつどい」と題して舞台裏を見ていただきたいと話しています。理由は、舞台裏にこそわたしたちの園の真骨頂があるからです。 童心のつどいでも日頃の保育と同様に、多くの職員が担任さながらに子どもたちとかかわってきました。監督は田中みゆき、舞台道具は駒井哲郎、準備に和本Hana花園長ほか3名、指揮・音楽はわたし、脚本・演出に至るまですべてがチーム・プレイです。小さい組の職員も給食の職員も舞台製作等を手伝います。非常勤職員の一人が家事疲れのうたた寝中に寝言で挿入歌を歌っていた、なんてエピソードも残っているほどです。その土台の上に、ゆりぐみであれば、子どもたち一人ひとりが自分で台詞を考え、自分たちの衣装を製作して当日を迎えるのです。毎年いろんなドラマがあります。担任はもちろん頑張った。でも、一人の力ではけっして達成することができない保育内容の積み重ねなのです。
このような背景は保育の場に限らずきっとどのご家庭や職場でもあることでしょうね。そんな影なる汗にエールを込めて、お陰さまと感謝して、お互いに祝福し合いたい。子どもたちを中心に毎日が「童心のつどい」。