『ちゃちゃちゃちゃーん』のお話

『ちゃちゃちゃちゃーん』のお話

園長: すぎもと かずひさ

今年はHana花保育園の0、1、2歳児さんの運動会を5月末に企画した。テーマは「ちゃちゃちゃちゃーん」。元気な子どもたちと園章である三つの太陽が、茶摘み、新茶シーズンの宇治茶とともに宇治の山に顔を出し、世界文化遺産の平等院、宇治上神社、さらにふるさと宇治のまち全体を日の出の如く照らしゆくイメージである。歌詞は次の通り。

「ちゃんちゃちゃーん ちゃんちゃちゃーん おはよっほー ほっほ はい

ちゃんちゃちゃーん ちゃんちゃちゃーん おはよっほー

おひさんと にこにこ いぇーい こっちへおいで ぐんぐんおいで

おやまの てっぺん おそらの うえまで ちゃちゃちゃちゃーん

ちゃんちゃちゃーん ちゃんちゃちゃーん こんにちは はっは はい

ちゃんちゃちゃーん ちゃんちゃちゃーん こんにちは

かぜさんと ふわふわ いぇーい あっちへいこう びゅんびゅんいこう

おはなのまわりへ せかいじゅう どこでも ちゃちゃちゃちゃーん

わたしとぼくのなか ふしぎなちから うまれてる

   こどものゆめのなか せかいのゆめが うまれてる いまも いまも いつも

ちゃんちゃちゃーん ちゃんちゃちゃーん ゆめみよっほ ほっほ はい

ちゃんちゃちゃーん ちゃんちゃちゃーん ゆめみよ 

つきさんと ひそひそ いぇーい 

おはなししよう だっこだっこしよう 

ふとんのまんなか あったかい おなかへ ちゃちゃちゃちゃーん」

地球交響曲に乗って朝が来る。子どもたちは太陽だ。のびのびとそれぞれの天才を活かしきってほしいと願う。三つの太陽は、三室戸・Hana花・みんなのきの三園を表しているが、子どもたちの「情(こころ)・動(からだ)・知(あたま)」の豊かな成長を願うシンボルでもある。

さあ、みんな山のてっぺんを越え天高く昇ろう。鳥や木や花や生きとし生けるものと共鳴し、その一隅を味わいながら世界を躍動的に飛び回ろう。子どもの元気が、わたしたち人類の夢であるから。そんな子どもたちといっしょの生を歩みながら、あたたかく応援する大人もちゃちゃちゃちゃーんの音がする。

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