2021年– date –
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今月のお話
『 「生命の灯り」のお話 』のお話
『「生命の灯り」のお話』のお話 理事長 すぎもと かずひさ クリスマス会のキャンドルサービスの出番を待つ年長児さんたちが会場の外で沈黙を保っている。会場の入り口付近では保育者がろうそくの火を子どものろうそくへ移そうとしゃがんで待っている。... -
今月のお話
『 「ごはんキャップ」の「ご馳走」 』のお話
『 「ごはんキャップ」の「ご馳走」 』のお話 理事長 すぎもと かずひさ 2歳児さんが三人、季節外れにもプールを覗き込んでいる。お腹を支点に今にもプールへ落っこちそうだ。これは「面白いこと」に違いないと、努めてそっと近づいた。好奇心の主はプ... -
今月のお話
「生きているものどうしの想像力」のお話
「生きているものどうしの想像力」のお話 理事長 すぎもと かずひさ なにができるというよりも、なにになりたいというよりも、さらに大切なことがある。全身を開放しての深呼吸。身体の中心から指先の隅々まで大気に身を任せた瞬間の世界との一体感。大... -
今月のお話
「幸せな生き方のモデル」のお話
「幸せな生き方のモデル」のお話 理事長 すぎもと かずひさ 保育の道に入って39年、「いのちを大切にすること」という法人理念に照らして大切にしてきたことがある。それは「乳幼児の福祉を図るという保育の営みを通して、大人たち自身がこれからの人生... -
今月のお話
「あいだね ぷしゅけはん さーいこー」のお話
「あいだね ぷしゅけはん さーいこー」のお話 理事長 すぎもと かずひさ 遊びを通して自由を満喫し、人生の主人公になっていく子ども達。一人一人の姿が目の前に息づいている。かけがえのない子ども達の息づかいを今年の運動会テーマに掲げた。それが... -
今月のお話
「素晴らしき生命のショートストーリー」のお話
「素晴らしき生命のショートストーリー」のお話 理事長 すぎもと かずひ 僕は2歳。泣いていると先生がハルジオンの花をくれた。お母さんがしているキラキラの指輪のように薬指に乗せて僕の眼の前へ差し出したんだ。「どうぞ」と語り掛けてくれているよう... -
今月のお話
「ダンゴムシが教えてくれた鼻歌」のお話
「ダンゴムシが教えてくれた鼻歌」のお話 理事長 すぎもと かずひさ 溢れんばかりの好奇心を全身に漲らせながらハイハイする0歳児さんの目的地は排水溝の蓋であった。背後から忍び寄り視線を重ねていくと格子状の蓋に陽が射して、水を湛えた底面に影が映... -
今月のお話
「バケツ家の一族」のお話
「バケツ家の一族」のお話 理事長 すぎもと かずひさ ダンゴムシさんを「見つけるというコト」があって、僕は動いた。彼を触りたい気持ちがムクムクして、トコトコ、トットコまっしぐら。親指と人差し指の間。ダンゴムシさんの確かな感触。丸めた手のひ... -
今月のお話
「子どもごころに満ちた鯉の季節」のお話
「子どもごころに満ちた鯉の季節」のお話 理事長 すぎもと かずひさ 地面を歩く。空を見る。この地面と空の間でさえ、何と多くの世界が広がっていることだろう。小さい無限に大きい無限。子どもは一人一人の場所で周りの気配を全身で感受しては直感的に... -
今月のお話
「子どもの詩の大合唱」のお話
「子どもの詩の大合唱」のお話 理事長 すぎもと かずひさ 子どもと共に歩み、育んで来られた思い出の原風景を刻み込もうとシャッターを切り、カメラを回す何人もの卒園児の保護者さん。入園したあの日から、我が子が這い、走り、食べては遊び回ったこの...
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