今月のお話– category –
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『弾みゆく五月の空』のお話
『弾みゆく五月の空』のお話 理事長 すぎもと かずひさ 朝、園の玄関でリュックを背負ったまま涙する3歳児さん。わたしは微笑みながら彼女の視線にとまるようにゆっくり大きく手を振った。気づく彼女。... -
「ちがいを尊び、手間を讃えあう、みんなのきの保育」のお話
「ちがいを尊び、手間を讃えあう、みんなのきの保育」のお話 理事長 すぎもと かずひさ 卒園式で保護者さんからいただいた嬉しいメッセージの数々。入園当初の思い出、子どもにも親にもあった分離不安が懐かしく思えるほど子どもたち一人一人が大きく成... -
「空に向かって ありがとう」のお話
「空に向かって ありがとう」のお話 理事長 すぎもと かずひさ 「童心の四季」がめぐり春。年長さんはいよいよ卒園ですね。乳児クラスのおともだちも幼児クラスのおともだちもみんな大きくなりました。園の生活は楽しかったでしょうか。 大切にしてき... -
『 生命のふるさと 童心のつどい 』のお話
『 生命のふるさと 童心のつどい 』のお話 理事長 すぎもと かずひさ 子どもたちが全身全霊で遊んでいる。踊っているのだ。踊りがわきだすところ、歌がある。歌は童心の日々を源流に子どもたちがつくった。生活体験から生まれてきた言霊(歌詞)と脈... -
「夢 面白いみんなのき」のお話
「夢 面白いみんなのき」のお話 理事長 すぎもと かずひさ 生きることはつくること。変化しつづける自然に、世界に生かされて、存分にかかわり自ずから変化していく。一人一人の子どもが自らに由って生を謳歌し、子ども時代を満喫する。そんな子どもと... -
『 真実を射抜く2歳児さんにありがとう 』のお話
『 真実を射抜く2歳児さんにありがとう 』のお話 理事長 すぎもと かずひさ 2歳児さんから年長児さんまでの子どもが一堂に会しての誕生会。保育者による「遊び屋さん」の遊びのひとつに「音当てクイズ」があった。大きなついたてで子どもたちの視線を... -
『 退化から守る原体験 』 のお話
『 退化から守る原体験 』 のお話 理事長 すぎもと かずひさ 運動の混ざりあい、身体の混ざりあい、言葉の混ざりあい、想像や思考の混ざりあい、驚きや笑いの混ざりあいの主たる子どもたちは自ずから環境や世界を撹拌し、現象や変化、創造物をつぎか... -
「ソウルフルでマインドフルネスな子どもたち」のお話
「ソウルフルでマインドフルネスな子どもたち」のお話 理事長 すぎもと かずひさ 「乳児から年長さんまで遊びこんでいる子どもたちしかいないですね」。園の視察や見学などでお越しになったみなさん方から頂戴する最高に嬉しい言葉である。「それを感じ... -
「うずち~(渦知)の語源」のお話
「うずち~(渦知)の語源」のお話 理事長 すぎもと かずひさ 子どもの生きゆくところ、遊びの往来は子どもの自由な振る舞いで賑わっている。みんなのきの保育者たちは子どものそんな姿に何よりもの保育の魅力を感じ、官能=感応しながら日々手づくりの... -
『 せんす・おぶ・やんなぁの子どもたち 』のお話
理事長 すぎもと かずひさ 「生かされている根拠としての主体」が全身でこの世界を感じ、「生きている根拠としての主体」としてはじめてこの地球に降り立った0歳児さん。足指や足裏、かかと、それにつながる骨や筋肉など、体幹を見事に駆使しながら、「...