『 ダンゴムシが教えてくれた鼻歌 』
『 ダンゴムシが教えてくれた鼻歌 』 理事長 すぎもと かずひさ 溢れんばかりの好奇心を全身に漲らせながらハイハイする0歳児さんの目的地は排水溝の蓋であった。背後から忍び寄り視線を重ねていくと格子状の蓋に陽が射して、水を […]
『 ダンゴムシが教えてくれた鼻歌 』 理事長 すぎもと かずひさ 溢れんばかりの好奇心を全身に漲らせながらハイハイする0歳児さんの目的地は排水溝の蓋であった。背後から忍び寄り視線を重ねていくと格子状の蓋に陽が射して、水を […]
「バケツ家の一族」のお話 理事長 すぎもと かずひさ ダンゴムシさんを「見つけるというコト」があって、僕は動いた。彼を触りたい気持ちがムクムクして、トコトコ、トットコまっしぐら。親指と人差し指の間。ダンゴムシさんの確かな […]
『 子どもごころに満ちた鯉の季節 』のお話 理事長 すぎもと かずひさ 地面を歩く。空を見る。この地面と空の間でさえ、何と多くの世界が広がっていることだろう。小さい無限に大きい無限。子どもは一人一人の場所で周りの気配を全 […]
「子どもの詩の大合唱」のお話 理事長 杉本 一久 子どもと共に歩み、育んで来られた思い出の原風景を刻み込もうとシャッターを切り、カメラを回す何人もの卒園児の保護者さん。入園したあの日から、我が子が這い、走り、食べては遊び […]
『子どもん中の子どもを生きる!』のお話 理事長 すぎもと かずひさ 「童心のつどい」では、黄檗の年長さんは遊びの種を蒔き育てる「遊びのチャンピオン」に、三室戸・Hana花の年長さんは子どもごころを謳い広げる「劇団こども […]
『童心の浜辺』のお話 理事長 すぎもと かずひさ 一年を振り返る。一度目の緊急事態宣言時には、登園自粛のご協力をお願いした。宣言明け、久々の再会。子どものはしゃぎ喜び合う姿は、仲間の存在の大きさを教えてくれた。 そして、 […]
『 みんなのきの初日の出 』のお話 理事長 すぎもと かずひさ 躍動する子ども達。興味津々の眼は懸命のハイハイやヨチヨチの先に、もう楽しいことを見つけている。いつでもどこでも、毎時、毎日、これから自分達が生きてゆく世界の […]
『「へたり」はパワースポット』のお話 理事長 すぎもと かずひさ 我が園のシステムキッチンは段ボールで出来ている。フライパンも、レンジも、リビングに置かれたテーブルも、椅子も、である。調理台の上には段ボールでかたどった芯 […]
「遊びの場が磨きゆく子どもの秋」のお話 理事長 すぎもと かずひさ 光や風、水や土との様々な出会い方をしてきた子ども達。草花のみずみずしさに心打たれ、一粒の種の生命力に驚き、小石の裏や草の間に現れ消えるアリやダンゴムシ […]
『 子ども時間と遊びの哲学 』 のお話 理事長 すぎもと かずひさ 「えん⤵ちょう~せん⤴せぇ~」と子どもらが呼ぶ。何とも表情豊かな声音に心揺さぶられて「ふぁいふぇいぷーぷー」と音声を重ねるわたし。思わず子どものイントネ […]
「あいだのいだちゃんのあいだ」のお話 理事長 すぎもと かずひさ コロナ禍の中で学んだことがあります。青空卒園式に青空入園・進級式の際には、簡略化したにもかかわらず、新たなスタイルでの持ち方に、子どもはもとより多くの保 […]
『 氷遊びの年輪 』のお話 理事長 すぎもと かずひさ 豆腐大の氷がきらめいている。つややかに溶けて何とも魅惑的なフォルムである。その様子をじっと見つめていた0歳児さんが思わず手を出した。触れた途端に「アッ」と驚く。未体 […]